今回は三味線とは全く関係の無い内容ですが・・・
昨年の冬に、初めて味噌を作ってみたのです。手作り味噌ですな。材料は大豆と米麹と塩(天日塩)だけ。何だか健康的でしょ?
作るにあたっては、福井県の「マルカワみそ」さんのサイトを参考にさせていただきました。
まず大豆を一晩水に浸して・・・すると倍以上に膨れよります。
それを茹でます。大豆が軟らかくなるまで、何時間茹でたか・・・忘れた。
茹で上がった大豆をつぶして・・・事前に米麹と塩を混ぜておきます(塩きり麹と言うそうです)。
つぶした大豆と塩きり麹をよく混ぜ合わせてコネて、団子にします。
後は団子を袋に押し込んでいって、出来るだけ空気を抜いてチャックを閉じて置いとくだけ・・・熟成期間はひと夏越えたくらい~1年くらいが食べごろだとか。
と、説明するだけなら簡単なんだけど、実際やってみるとけっこう大変で手間がかかるんです。しかも結果は1年後にしか出ないという・・・上手く出来ても失敗してても結果は1年後、ちょっとこわい。
熟成の度合いを一ヶ月ごとにでも写真撮っておけばよかったんだけど・・・撮るの忘れてた・・・
で、仕込んだのが2024年2月22日でありまして・・・・・・・
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仕込みから約1年後が・・・これ↓!?!?
・・・いやいやいや!?!?!これ黒すぎやろ!?!?!・・・赤味噌か八丁味噌みたいなっとるやんけ!?
夏場の気温が高すぎたのか、熟成進みすぎじゃないかい?確かに僕の記憶では夏過ぎた時点で既にこんな感じの色になってたような。
で、肝心の味はと言うと・・・味噌汁にしてみたら、ちょっと酸味があるけど、まあまあかな。でもやっぱり見た目は完全赤味噌。妻も、「この前のんより、こっちの方が美味しいかな」と。実は、この味噌とは別に、量は半分くらいで甘口タイプも作ってあったのです。同じ時期に仕込んだんだけど、それも色は結構濃かった。ただ若干生臭さ?があったのです。そちらはもう全部食べました。腹壊してないから大丈夫だ。
味噌汁にせず味噌だけを食べてみた感想は・・・醤油っぽいな・・・普段、市販の味噌でもそれだけを食べる事は無いんでよくわからないが。なので食べ比べてみました。
黒い方が自作味噌、色が薄い方が市販の味噌。市販のも原材料は大豆と米、塩のみのやつ。
食べ比べてみた感想・・・うん、そう悪くないな・・・でもやっぱり市販味噌の方が味噌の風味があるけど、自作のはそれが少ない。
これはあくまで僕の主観ですし、妻の感想も僕が作ったという事もあり、僕に気を遣っている面もあるかもしれない。そこで弟子に味見させてみました。三味線の稽古が終わってから、一杯呑みがてら「ちょっとこれ食ってみ、どう思う?」と
すると・・・・「ん~・・・これ味噌ですか?・・・醤油みたいですね。醤油だったら極上の醤油って感じがしますけど」
やて。味噌ですか?とは失礼な!味噌だよ!本人はそのつもりで作ったんだよ!!!
ま、でも師匠に気遣う事無く率直な感想を言ってくれたので、よろしい!
もう一人、是非感想を聞きたい人がいてて、弟弟子なんですが彼はいろいろ自分で作る人でね、味噌から梅干しから、コーヒーなんか焙煎するところからやるんだよ。その名は、信清栄月!
で、先日機会があったので味見してもらいました。「うん、こんなもんじゃないですかね?悪くないですよ」みたいな感想をいただきました・・・よかった・・・
ちなみに栄月君は10月13日に地元鳥取にてライブをやります。僕も出演させてもらいますのでよろしく!
いずれにしても、初の自作味噌、大失敗ではなかったのでヨシとしよう。いきなり昨日や今日やって上手くいきやしないのは、三味線やってりゃわかりきってる事ですしね。
それにしても、大豆と米麹と塩だけなのに、何でこの味に変化するのかねえ?不思議ですね。日本酒でもそうでしょ?米と麹と水から何であの味になんのかねえ?発酵食品なんかも全部ね。日本だけでなく世界にこういった食べ物があるもんね。菌を使ったりカビを使ったりして美味しくなるのって面白いですね。昔の人の知恵だよ。こういうのを最初に見つけた人ってすごいねえ。今なら、この菌がこれと作用してこれが出来てこうなってああなって、って説明つくんだろうけど、最初に見つけた人はたぶん偶然だろう?コーヒーなんかでも、山火事になって豆が燻されて「あれ?!なんかええ匂いしとんなあ?」から始まったんじゃないの?発酵食品だってたぶん腐ってしまって、でも食べてみたら「あれっ!?けっこう美味しいで?」みたいなところからじゃないのかね・・・?知らんけど・・・
でもこれは大切な文化ですからね、捨てちゃいけませんよ、絶対に。
と言いながら、今年は味噌仕込んでません、おょょ。また気が向いたら第二弾作ろうと思っています。